▼〈水桶(みずおけ)にうなづきあふや瓜茄子(うりなすび)〉蕪村。初会での意気投合を、戯れる野菜に例えた句だという。由来はともかく、涼感あふれる暑中の一景が目に浮かぶ。井戸水だろうか、放り込まれた冷水の中、ぷかぷかと挨拶(あいさつ)を交わす緑と紫が鮮やかだ

“由来はともかく”と言いつつ、由来の説明が適当すぎて、その一文まるごと要らないだろうとしか。ちょっと前に、
「天声人語」専用ノートが人気 書き写して「認知症予防」や「お受験対策」 (1/2) : J-CASTニュース
こんな記事を読んだけど、近年の天声人語はむしろ日本語力低下しちゃうんじゃねえかと思う。まあ30年前から呉智英あたりにはクソミソ言われてたけど。
邪推すると、そんな表面的な解釈イクナイ!っていう苦情の投書が殺到するから予防線を張ったんじゃないかというところ。