えー?

コードギアスR2の10話、星刻対黒の騎士団の戦闘が面白かった?えー?。
まあ映像としてそれなりに見所だったのは確かだし、演出や表現の細かいところを「読」んで遊びたい人は遊んでればいいけど。オレとしては9話10話の展開は「やらずもがな」としか評価できないなー。大体ブリタニアの目の前で合衆国日本と中華連邦が戦火を交えてどうするという。いくら中華連邦乗っ取りが目標とはいえ、どう考えてもブリタニアに漁夫の利を拾われてしまうとしか思えない行動をどうしてとるかなあ、と。このあたりでルルーシュに一挫折させとこうか、というダンドリ優先の茶番にしか思えない、そんな戦闘に意味は無いし、どんなに知略を戦わせたように見えたところで、所詮ゼロに土をつけるために用意された逆転劇としかとらえることはできないのよね。ドラマ中の登場人物とはいえ、それらのキャラクターの命を弄んでいるとしか思えない。
この中華連邦での悶着がどのように着地するにせよ、黒の騎士団は「逃げ込んだ先を乗っ取ろうとして騒ぎを起こす」連中というイメージを決定的に世界に向かって植えつけちゃったので、今後のなりゆきは悲観的にならぜるをえないですね。というかそうならなかったら絵空事にもほどがあるだろ。そこらへん上手く回避する言い訳には期待してますけどね。なんだかんだ言ってルルーシュにはカレンと幸せになって欲しいからさ。

もうこうなると「人民の海を泳ぐ」しか道は残されてない気もするけど、それじゃあブリタニアには勝てんわなぁ。