ナイトオブラウンズって

なんであんなに若造ばっかりなんだ?
そもそも12人揃っているのかすら現状ではわからないわけだけど、今知ることのできる設定を見るだけでもナイトオブワンを除く6人はことごとく若造あるいは子供である。まあ天才は若くして頭角を現すものだから、メンバーに若いものがいること自体に異論はないのだが、こう割合が多いと不審である。強ければそれでいい式のブリタニア帝国とはいえ、スーパーエリートである円卓の騎士が下克上式に実力での入替え制とも思えないし、そもそもスザクの任命の経緯からみてむしろ無当為則厥、相応しいものがいなければ欠番にしておくポストであろうと判断できるわけで、それが現状のていたらくということは、遠くない過去に構成が激変した、つまりメンバーの殆どを失ったことが考えられます。
円卓の騎士を数多く失うほどの激戦、それも数年以内に。これまでのコードギアス内で描かれた戦争でそんなことがありうるような局面ははたしてあったのでしょうか?あまり考えにくいことです。タイミング的にはブラックリベリオンのしばらく前あたりが適当でしょうか、前作にその片鱗すら感じさせなかったのはブリタニアがゼロをほとんど気にかけていなかったこともありましょうが、おそらく動くことができない状態だったからとも考えられます。となるとシャルル皇帝の目的である「神殺し」に関係しているのでは?と推測できそうですね。オウガ的に言えば「空中庭園に突入して戻らなかった」ということで。

ところで今私は、実はブリタニアの支配の歴史そのものすらギアスによるまやかしなのでは?とか思わないでもないです。ブリタニアなんて実はシャルル皇帝一代でギアスによってでっちあげたまぼろしの帝国である。というような。それくらいこの国は薄っぺらい。

まあコードギアスの最大の魅力はこの「幼稚さ」だと思ってるので、そのことを非難するつもりはこれっぱかしもありはしないんですけどね。