オタクのレベルってなんなんだろうね

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080513/1210715284

経験則で言えば、ダサい奴はオタクとしてもレベルが低いよ。(マンガ喫茶で、たいてい赤松健とかCLUMPあたりを読んでる)

どういうわけか、作り手側に回ったオタクはけっこうファッションセンスがいいのだ。それは同人誌即売会でも観測できる。サークルスペースの中で本売ってる兄ちゃん姉ちゃんはけっこう小奇麗で、買ってる連中がダセエという痛ましい光景、しばしば見かける。

脱オタとかファッションとかどうでもいいけど、オタクにレベルの上下高低があるというのはイヤな話だと常々思う。所謂第二世代に属し、小中学生の頃はアニメマンガ好きであることが全くマイナスに捉えられない環境で育ったためか、オタク間の差異って自制心の強弱とか人生の投げ捨て度くらいにしかないと思ってたんだけど、ネットのおかげで見聞が広まるねえ。

まあクリエーター至上主義はある程度しょうがないけどさ、ブースの中はファッションセンス良い、レベル高い、外は悪い、低い、ってそれはないんじゃねぇの?基本的にみんな個人的な印象で語っちゃうし「オレはアイツラよりマシ」ってバイアスは当然入ってるだろうから、めくじらたてるのも大人気ないとは思うんだけどさ。

まあオタクを自覚している以上別に外見での勝負なんかハナから放棄よ、とか考えるのはマズいんだろうな。オレは学生時代から20年来「問屋のオッチャン」スタイルで通していて、社会生活を送る上ではなんの引け目も感じないし実際損をしているとは思わないけど、まあ結婚しそこなった原因のいくばくかはあるのかもしんないけどね。

「無根拠に自信満々だけど、世間からズレてるのに気づかなくて痛い」と言われるおそれはあるわなあ、ここまで書いてきたことを読み返してみると。でもまその痛さを気にしないのがオタクじゃねーの?と思ってるからなあ。現代的な意味ではオタクとは言わないのかもしれない。実際昨今のオタク論とか読んでると、オレは自分の薄さを思い知らされるばかりだし。ああ今もこんなこと書いてるオレ痛すぎる。

夜勤明けのアタマで脊髄反射するとロクなことがないな、まあいいや、今週もRDと秘密はムッチャおもろかったし、ドルアーガも楽しみかたが判ってきたような気がするしな。